何事も計画的な私は、参加に必要なものとして、「Microsoft Azureサブスクリプション 」と書かれてたことを、開始30分前に気付いて、Google先生で以下のサイトを探して、ダッシュでアカウントを作成。万全の体制で臨んだのでした。
https://azure-recipe.kc-cloud.jp/2015/01/5min-get-azure-account/
冒頭、 講師のT・KatouさんによるAzureの概要の説明があって、すごく分かりやすかったです。その後、実際に、仮想マシン2個立てて、Apache突っ込んで、ロードバランサーを立てて負荷分散させるハンズ・オンを体験させてもらいました。ハンズ・オン資料の画面キャプチャを、前日に準備されてたのに、実環境の画面が変わっていたらしく、"クラウドあるある"を目の当たりにしたのでした。
Azureを少しですが、個人的に勉強になった点は、以下です。
- ちょっと古めのAzure環境をオンプレで構築できるAzure packってあって、さくらインターネットさんで、それをプライベートクラウドで構築できる。
- 最新のAzure環境をオンプレで構築できるAzure Stackはプレビュー版がでてて、ダウンロードできるが、最小構成で、メモリ最小96GBのノードが必要。 https://azure.microsoft.com/ja-jp/overview/azure-stack/try/
- Azureの仮想マシンのディスクは、デフォルトで3重化されている(1リージョン内)
- Azureのcentosイメージは、openlogic社製
- 無料試用版だと西日本リージョンは選べなかった
- Azureは、AWSのAZに相当する概念がないので、更新ドメイン設定で、物理設備を分離するらしい http://azure.sios.jp/archives/4133
- Azure Load Balancerは、デフォルトで送信元をNATしてくれた
- Azureのリソースグループは、各リソースをグルーピングする論理概念で、リソースグループ単位で権限付加とかできる。また、リソースの削除も、リソースグループで可能。
- ACL機構は、NSG (ネットワークセキュリティグループ)が用意されており、5タプルが指定可能。ステートフルであり、サブネットと仮想マシンのNICに割り当て可能。ただし、共有化はできない。(1NSG:1リソース)
- 管理画面のスクロールが、横に流れる構成になっている
座った席のとなりが、クラウドを知り尽くす最近Ansible本を書いた某氏がいたので、助けてもらいながら、無事ハンズオンを全うすることができました。本にサインももらいました。ありがとございます。
講師のT・Katouさんが、私がやってる勉強会のKixsを知っててくれたのは驚きでした。登壇お願いしよう。
主宰元のパソナテックさんは、参加者の方々へのケアを細やかにされていて、すごいなと思いました。自分の勉強会でも、こうありたい。最後に、勤め先のイベントと、Kixsの告知をさせていただきました。感謝。感謝
クラウドサービスについては、1個使っていると、類似サービスを頭でマッピングしなが覚えていけるので、その点は、有利だと感じました。一方で、細かい仕様とか作法など異なる部分が、頭のなかで混乱しよう。マルチクラウドを実際にやるのは大変そうだとも感じました。